オールド ヴィンテージ。。。


来月になりますが出羽桜酒造から30年低温熟成酒「枯山水 悠久の風」が発売されます。
今日は先日飲んだ古いワイン二本の感想などを書いてみようと思います。
一本は1995年産、もう一本は1970年産...四半世紀と半世紀の時間が流れて・・・
シャトー ピション ロングヴィル バロン1995 抜栓して30分位は舌に大分酸を感じましたが、時間と共に徐々に酸も馴染んで来て
ポイヤックらしい男性的なスタイルから熟成を経た柔らかな味わいに変化します。
香りもグラス一杯に広がり第2級シャトーの実力を発揮しました。
シャトー ガザン1970 
 瓶詰され50年以上が経過したワインですが流石にポムロールのグラン クリュ、
メルロー主体の味わいは非常に柔らかくエレガントです。
官能的なブーケでどんな料理にも合うバランスの良さが際立っていました。
唯一残念だったのは熟成のグリセリンから来る後味の甘さが感じられないこと。
もっともそこまで完璧に熟成したワインは店主の中でも数本しか経験が ・・・(笑)