ワインと和飲の熟成。。。

昨日まで燃えてゐた野が
今日呆然として、曇った空の下につづく。
一雨毎に秋になるのだ、と人は云ふ・・・
今日から9月、中原中也の詩のように一日で夏から秋に季節が変わったようです。
先日、東京よりワインのお仲間が店に遊びに来てくれました。
少し古いワインとのリクエスト...選んだのはCh.ダルマイヤック 1995
抜栓すると古酒らしいブーケが広がり口に含むと少し酸を感じますが
綺麗に熟成したボルドーの古酒らしい味わいで一安心!! (笑)
冷蔵庫にワインと同じ1995年産の和飲が保存してあるので此方も開けました。
吟醸香は落ち着いていますが味わいは柔らかく浦霞大吟醸の味を保っています。
普通に試飲したら26年古酒とは誰も答えられないと思います。
清酒の場合、常温で寝かせると殆どのお酒は老ねて紹興酒のようになります。
ただお酒によっては綺麗に熟成する場合もあるのでこれが難しい・・・(笑)
ま、清酒の場合はなるべく低い氷温位(0度)で置くと安心です。
ワインや和飲の熟成酒は「時間を飲む楽しさ」を教えてくれます。
店主の1995年の思い出はヴィネクスポと言う世界最大のワイン見本市のため
ボルドーに行ったこと...酒屋仲間とパリからレンタカーでの珍道中です。
1995年産のワインや和飲を飲みながら当時のことを思い出しておりました。。